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「あなたにマネーロンダリングの容疑がかかっています」。突然、警察官を名乗る人物からこんな電話がかかってきたら、どうしますか。
警察の防犯啓発資料では、国際電話を利用したニセ警察詐欺をはじめ、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺への注意が呼びかけられています。
今回は、約2億円の被害事例や犯人が信用させる手口、被害を防ぐ合言葉「いかのおすし」をもとに、知っておきたい特殊詐欺対策を具体的に解説します。
また、記事内では警察庁が公開する特殊詐欺防止の広報チラシもご案内しています。公式資料を直接ご覧いただけるよう、警察庁のサイトへのリンクを掲載しており、詐欺の手口や注意点をより詳しく確認できます。
さらに、記事の最後には、警察庁などの公的機関が公開する参考サイトを20件掲載しています。すべて公式情報へのリンクとして整理していますので、ご自身や大切なご家族を守るための情報収集に、ぜひお役立てください。
この記事でわかること
- ニセ警察詐欺の手口と、警察官を名乗る不審な電話の見分け方
- 約2億円の被害事例から学ぶ、特殊詐欺の巧妙な仕組みと危険性
- SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の特徴と、被害を防ぐための注意点
- 特殊詐欺を防ぐ合言葉「いかのおすし」と、警察庁推奨の防犯アプリをQRコードから入手する方法
- 警察庁の公式広報チラシと、公的機関が公開する参考サイト20件の活用方法
では、早速始めていきます。最後までぜひご覧ください。
警察庁の公式広報チラシはこちら|特殊詐欺の手口と対策を確認しましょう
GUARD ON│暮らしを守る防犯ガイドからのお知らせ
GUARD ON│暮らしを守る防犯ガイドは、日本国内から防犯に関する情報を発信している情報提供サイトです。読者の皆さまに安心してご利用いただけるよう、警察庁をはじめとする公的機関の発表や公式資料のみを参照し、正確で分かりやすい情報の提供に努めております。当サイトは、防犯情報の閲覧を理由に、金銭の振り込みや電子マネーの購入、銀行口座の暗証番号・パスワードの提供をお願いすることは一切ございません。また、外部サイトへのリンクを掲載する際には、すべて公式の情報源をご案内しております。リンク先をご利用になる場合は、念のためURLや運営元をご確認ください。GUARD ONは、読者の皆さまが犯罪の手口を正しく理解し、ご自身や大切な方を守るための知識を身につけられる、信頼される防犯情報サイトを目指しています。
下記に、警察庁が公開している特殊詐欺防止の広報チラシをご案内します。
チラシをクリックすると警察庁の公式サイトへ移動し、資料を閲覧・ダウンロードできますので、安心してご利用ください。
なお、警察庁が推奨する防犯アプリについても、下記のQRコードから簡単に入手できます。
スマートフォンでQRコードを読み取ると、アプリのダウンロード画面へ移動しますので、アプリ名や提供元を確認したうえでインストールしてください。
防犯アプリは、不審な電話への対策など、日常生活の安全を守るための心強い手段の一つです。
まだ利用されていない方は、この機会に導入をご検討ください。なお、アプリによって提供元や対応機能が異なりますので、警察庁の公式案内と照らし合わせて確認することをおすすめします。
ご自身や大切なご家族を詐欺被害から守るためにも、ぜひ一度ご覧ください。
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#みんとめ

「国際電話着信ブロック」を推進し、特殊詐欺被害を抑止するための運動です。
ニセ警察詐欺の巧妙な手口とは
「警察です。あなた名義の携帯電話が犯罪に使われています」。
知らない国際電話番号から突然こう告げられれば、身に覚えがなくても驚くでしょう。
今回の防犯啓発資料で紹介されているニセ警察詐欺では、警察官を名乗る人物が事件への関与を疑わせ、その後、裁判所の関係者を装う人物まで登場して、金銭を要求する手口が取り上げられています。
犯人の狙いは、最初からお金を要求することだけではありません。
まず「あなたの口座が犯罪に利用されています」「マネーロンダリングの容疑がかかっています」と告げ、被害者が疑いを晴らそうとする心理を利用して、捜査への協力という名目で話を進めます。
マネーロンダリングとは、犯罪によって得られた資金の出所や流れを分かりにくくする行為です。
例えば、口座に500万円の預金がある人に対し、犯人が「そのお金が犯罪に関係していないか確認するため、指定口座へ一時的に移してください」と説明した場合、被害者は正当な捜査手続きだと誤解するかもしれません。
しかし、警察官を名乗る人物が電話で身の潔白を証明するための送金を要求してきた場合は、詐欺を強く疑う必要があります。
さらに、今回の資料では「裁判所の監査官」を名乗る人物が登場する手口も紹介されています。
警察官から事件への関与を告げられ、その後に裁判所の関係者を装う人物から資金調査の説明を受ければ、正式な捜査が進んでいると思い込む可能性がありますが、複数の人物が登場したからといって、本物の捜査である証拠にはなりません。
また、資料には携帯電話の送付を要求する手口も掲載されています。
携帯電話には、銀行口座へのログイン情報やSMS認証など、重要な情報や機能が含まれているため、電話の相手から捜査を理由に端末を送るよう求められても、指定された住所へ発送してはいけません。
特に注目したいのが、犯人が被害者へ十数回電話をかけ、約2億円をだまし取った事例です。
さらに、ニセ警察詐欺の1件当たりの被害額は約1,500万円で、前年同期から約1,000万円増加したと紹介されています。
一度目の電話では事件について説明し、その後に別の人物が登場して口座の確認や送金を要求するなど、犯人が段階的に信用させようとする可能性があるため、最初の電話で金銭の要求がなかったとしても安心はできません。
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| 犯人が使う言葉・要求 | 疑うべき理由 |
|---|---|
| 「あなたの口座が犯罪に使われています」 | 犯罪への関与を疑わせ、不安を与える |
| 「マネーロンダリングの容疑があります」 | 専門用語で捜査らしく見せかける |
| 「裁判所の監査官です」 | 公的機関の権威を利用する |
| 「携帯電話を送ってください」 | 端末や情報を奪われる危険がある |
| 「資金調査のため送金してください」 | 金銭をだまし取る要求である |
警察官を名乗る人物から電話で犯罪への関与を告げられた場合は、相手の説明を信じ込まず、いったん電話を切り、自分で調べた警察署の公式電話番号へ連絡して確認してください。
SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺も危険
今回の防犯啓発資料では、ニセ警察詐欺だけでなく、SNS型投資詐欺とSNS型ロマンス詐欺にも注意を呼びかけています。
この2つに共通するのは、SNSで知り合った相手を信用させ、最終的に金銭を要求することです。
例えば、SNSで「投資の専門家が無料で指導します」という広告を見つけ、LINEの投資グループへ参加したとします。
グループ内では、複数の参加者が「今月は30万円の利益が出ました」「先生のおかげで資産が増えました」と投稿しているかもしれません。
しかし、その投稿が本当の投資実績であるとは限りません。
犯人側が複数のアカウントを利用し、利益を得ている人が大勢いるように見せかけている可能性もあります。
さらに、紹介された投資アプリに100万円を入金し、画面上では150万円に増えていたとしても、実際に引き出せなければ利益を得たことにはなりません。
出金しようとした途端、「税金を先に支払ってください」「出金手数料が必要です」などと追加の送金を要求される場合があります。
SNSで紹介された投資先については、金融庁の公式情報などで登録状況を確認し、利益が保証されるような説明を信用しないことが重要です。
一方、SNS型ロマンス詐欺では、恋愛感情や親近感を利用して金銭を要求します。
例えば、SNSで知り合った人物と毎日メッセージを送り合い、将来の結婚について話すようになったとします。
ところが、相手から突然「日本へ行くための渡航費が足りない」「仕事のトラブルでお金が必要になった」と相談され、送金を求められる場合があります。
相手との関係が深まっていれば、助けたいと思うかもしれません。
しかし、実際に会ったことのない相手から金銭を要求された場合は、相手の説明をそのまま信用せず、送金を控える必要があります。
また、「二人の将来のために投資を始めよう」と誘われ、SNS型投資詐欺につながる手口もあります。
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| 詐欺の種類 | 信用させる方法 | 金銭を要求する理由 |
|---|---|---|
| ニセ警察詐欺 | 警察官や裁判所関係者を装う | 口座調査・犯罪への関与の確認 |
| SNS型投資詐欺 | 投資家の名前や利益報告を利用する | 投資資金・出金手数料など |
| SNS型ロマンス詐欺 | 恋愛感情や将来の約束を利用する | 渡航費・生活費・投資資金など |
それぞれの詐欺は接触方法こそ異なりますが、相手を信用させてからお金を要求するという点では共通しています。
知らない相手から突然お金の話を持ち出された場合は、相手の言葉だけで判断せず、第三者に相談することが大切です。
特殊詐欺を防ぐ「いかのおすし」とは?|5つの行動で被害を未然に防ごう
今回の防犯啓発資料で特に印象的なのが、特殊詐欺を防ぐための合言葉「いかのおすし」です。
子どもの防犯教育でも知られる言葉ですが、今回の資料では、ATMへの誘導、電子マネーの購入、うまい投資話、不審なURLへのアクセスといった特殊詐欺の具体的な場面に置き換えられています。
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| 合言葉 | 覚えておきたい行動 |
|---|---|
| い|行かない | 相手の言いなりになってATMへ行かない |
| か|買わない | 相手に言われて電子マネーを買わない |
| の|乗らない | うまい話には絶対に乗らない |
| お|押さない | 怪しいサイトやURLを押さない |
| す|すぐ知らせる | おかしいと思ったら家族や警察に相談する |
例えば、警察官を名乗る人物から「口座の確認が必要なので、今すぐATMへ行ってください」と指示された場合、その要求に従う必要はありません。
犯人は電話で操作方法を説明しながら、指定口座への振り込みを誘導する可能性があります。
「警察の調査だから必要です」と説明されても、ATMへ向かわず、電話を切ってください。
また、「コンビニで電子マネーを購入し、カードに記載された番号を教えてください」と要求された場合も注意が必要です。
電子マネーのカードは、現物を渡さなくても、番号やコードを伝えることで第三者に利用される可能性があります。
購入を求められた段階で詐欺を疑い、相手との連絡を止めましょう。
SNSで「必ずもうかる投資があります」「短期間で資産が倍になります」と勧誘された場合は、うまい話に乗らないことが重要です。
投資には価格変動などのリスクがあり、将来の利益が保証されるものではありません。
さらに、警察や金融機関を装ったSMSやLINEにURLが記載されていても、安易に開かないでください。
偽サイトへ誘導され、氏名や住所、銀行口座の情報、パスワードなどを入力させられる危険性があります。
そして、最も大切なのが「すぐ知らせる」です。
特殊詐欺では、犯人から「家族には話さないでください」「誰かに相談すると捜査に支障が出ます」と口止めされる場合がありますが、そうした指示に従う必要はありません。
警察官を名乗る人物から突然電話がかかり、犯罪への関与を疑われた場合は、相手が名乗った警察署の公式電話番号を自分で調べ、事実関係を確認してください。
また、詐欺かどうか判断できない場合は、警察相談専用電話「#9110」を利用できます。
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| 相談先 | 利用する場面 |
|---|---|
| #9110(警察相談専用電話) | 不審な電話や詐欺の疑いについて相談したい場合 |
| 110番 | 犯人が現金を受け取りに来ているなど、緊急の対応が必要な場合 |
| 金融機関の公式窓口 | すでに送金してしまった場合や、口座情報を伝えてしまった場合 |
すでにお金を振り込んでしまった場合は、追加の送金を止め、警察と金融機関へ速やかに連絡してください。
送金先口座の利用停止など、被害の拡大を防ぐための対応につながる可能性があります。
今回の防犯啓発資料では、国際電話を利用したニセ警察詐欺、マネーロンダリングの容疑を口実にした金銭要求、裁判所の関係者を装う手口などが紹介されています。
また、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺も、知らない相手からのお金の話が被害につながるという点で注意が必要です。
警察官を名乗る人物から突然電話がかかってきても、相手の指示だけで送金したり、携帯電話を送ったりしないことが重要です。
「いかのおすし」の5つの行動を意識し、不審な電話やメッセージを受け取った場合は、一人で判断せず、家族や警察に相談してください。
GUARD ON│暮らしを守る防犯ガイドでは、これからも実際の犯罪手口をもとに、日常生活で役立つ防犯情報をお届けします。
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特殊詐欺の手口は巧妙化しており、被害を未然に防ぐためには、信頼できる情報源から正しい知識を得ることが大切です。GUARD ON│暮らしを守る防犯ガイドでは、読者の皆さまに安心して防犯情報をご確認いただけるよう、警察庁・金融庁・政府広報オンラインなど、公的機関が公開している公式サイトをご案内しています。
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