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「アプリに利益が表示されているから大丈夫」と思っていませんか。
2026年8月21日、偽の投資アプリを使った新たな被害が報じられました。
画面上のお金が増えていても、それが本当の資産とは限りません。
いま知っておきたいSNS型投資詐欺の見破り方を、実際の被害から解説します。

「投資アプリに利益が表示されているから大丈夫」――本当にそうでしょうか。
実は今、本物そっくりの偽アプリで利益が出ているように見せる投資詐欺が起きています。しかも被害は、気づいたときには1,000万円を超えているケースもあります。「自分はだまされない」と思っている方にこそ、知ってほしい手口があります。
大切なお金を送ってしまう前に、ぜひこの記事を読んでみてください。
この記事からわかること
🔍 偽の投資アプリが「本物らしく見える」仕組みと最新の詐欺手口
💰 約1,600万円もの被害につながった投資詐欺の具体的な流れ
📱 SNS・投資グループ・「先生」・サクラを使って信用させる方法
⚠️ 「利益が出た」「出金できた」だけでは信用できない理由
🛡️ 送金する前に確認したい、投資詐欺を見破る7つのチェックポイント
それでは早速見ていきましょう。
「FXを教える」から始まった1,600万円被害|偽アプリが信用させる道具になった
2026年8月21日、宮城県で見過ごせない投資詐欺被害が報じられました。
被害に遭ったのは仙台市若林区に住む40代の男性です。
報道によると、男性は投資をめぐるうその話を持ちかけられ、最終的に暗号資産で計約1,600万円相当をだまし取られたとされています。
注目したいのは、単に「もうかります」と言われて送金した事件ではないことです。
利益が出ているように表示される偽のアプリが、男性を信用させる道具として使われていました。
「FXを教える」といった話から投資へ誘導され、アプリの中では資産が増えているように見える。
スマートフォンの画面に具体的な金額や利益が表示されれば、「本当に運用されている」と感じてしまう人がいても不思議ではありません。
しかし、ここに現在のSNS型投資詐欺の怖さがあります。
アプリに表示されている数字そのものが、犯人側によって作られた数字かもしれないのです。
警察は今回の事件を特殊詐欺事件として捜査しています。
詐欺の手口そのものを確認するなら警察庁のこちらが大変参考になります。

実は警察庁が公表している手口と非常によく似ている
今回の事件だけを見れば、特殊な被害に感じるかもしれません。
ところが警察庁が公開しているSNS型投資詐欺の代表的な流れを見ると、かなり似ています。
SNS広告などから犯人と接触する。
投資グループなどへ招待される。
グループ内では「もうかった」という投稿が続く。
投資家やアシスタントを名乗る人物から振り込みを指示される。
そして偽の利益を画面上に表示する。
さらに信用させるため、少額だけ実際に出金させる場合があります。
被害者が「本当に出金できた」と安心したところで投資額を増やさせ、最終的には高額な手数料などを要求して連絡が途絶えるという流れです。
つまり犯人が狙っているのは、最初から一度で大金を取ることだけではありません。
小さな信用を何度も積み重ね、「この投資は本物だ」と思わせてから大きなお金を動かさせるのです。
ネットの詐欺対策を見直したら、玄関の防犯にも目を向けてみませんか?
鍵の閉め忘れや玄関まわりの防犯が気になる方には、顔認証で解錠できるスマートロックという選択肢もあります。毎日使う玄関だからこそ、防犯性だけでなく使いやすさも含めて比較してみてください。
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ネジ固定なのに原状回復できるスマートロック EPIC2026年上半期だけでSNS型投資詐欺の被害額は797.9億円
ここで数字を見ると、さらに深刻さが分かります。
警察庁が2026年7月31日に公表した上半期の暫定値では、特殊詐欺の認知件数は22,031件、被害額は1,816.2億円でした。
その中でもSNS型投資詐欺は、
認知件数5,893件
被害額797.9億円
に達しています。
前年同期と比べると、被害額は444.9億円増えています。
既遂1件当たりの被害額は約1,362.5万円です。
今回報じられた約1,600万円という被害も、決して桁外れの特殊な事例とは言い切れない状況になっています。
さらに、「投資詐欺は高齢者が狙われる」という思い込みにも注意してください。
警察庁によれば、2026年上半期のSNS型投資詐欺では20代から50代が、被害額では約4割、認知件数では約6割を占めています。
働き盛りの世代も十分に標的なのです。
本物の投資アプリと偽アプリは「見た目」だけでは判断しにくい
ここが今回の記事で一番伝えたいところです。
アプリのデザインがきれいだから安全。
チャートが動いているから本物。
利益がリアルタイムで増えているから大丈夫。
こうした判断は危険です。
偽アプリや偽サイトの目的は、実際の投資サービスと同じように見せることだからです。
例えば100万円を入金したあと、
「現在の資産 1,284,500円」
と画面に表示されたとします。
数字が毎日変わり、グラフまで動いていれば、「28万円も利益が出た」と感じるかもしれません。
しかし、本当に確認すべきなのは画面上の数字ではありません。
そのサービスを運営している事業者が実在し、日本で必要な登録を受けているのか。
こちらです。
金融庁も、SNS上の投資勧誘では、取引する業者が金融商品取引業や暗号資産交換業の登録を受けているか確認するよう呼びかけています。
偽の投資アプリを見破る7つのポイント|入金前にここを確認
「では、どうやって見破ればいいの?」
ここが知りたいところだと思います。
投資の知識が豊富でなくても確認できるポイントがあります。
① SNSで突然始まった投資話ではないか
Instagram、Facebook、X、動画サイトなどで見つけた広告から、LINEなど別のSNSへ移動するよう求められたら、一度止まってください。
金融庁にも、動画投稿サイトの広告などからSNSのクローズドチャットへ誘導し、その後に投資を勧める事例が報告されています。
▶金融庁「それ詐欺です!SNS上の投資勧誘にご注意ください!」

SNSを使っていること自体が詐欺という意味ではありません。
問題は、
「広告を見る」
↓
「LINEなどへ移動する」
↓
「先生・講師・アシスタントが登場する」
↓
「投資を勧められる」
↓
「指定された場所へ送金する」
という流れです。
この形になったら警戒度を一段上げます。
② 「先生」「講師」「アシスタント」が登場していないか
投資グループの中に、投資に詳しい「先生」がいる。
先生を支える「アシスタント」がいる。
ほかの参加者が、
「先生のおかげで50万円利益が出ました!」
「今日もプラスでした!」
などと投稿している。
これだけを見ると、活気のある投資コミュニティーに感じます。
しかし金融庁は、こうした投資グループ内に「サクラ」が存在し、指南に従えば利益が出るかのようなメッセージが投稿される手口について注意を呼びかけています。
▶金融庁│投資詐欺等に関する利用者からの相談事例等と相談室からのアドバイス等
グループの人数が多いことは、安全性の証明にはなりません。
③ アプリの「利益」だけを信用していないか
今回の事件から特に確認してほしいポイントです。
「100万円が150万円になった」
「利益率20%」
「残高500万円」
そう表示されていても、表示されている数字と、本当に出金できる資産は別物として考えてください。
金融庁が把握している事例でも、アプリ上で入金額と同額が反映され、取引によって利益が出ているように装う手口が確認されています。
本当に投資されているのか分からない段階で、追加資金を入れないことが被害拡大を止める分かれ道になります。
④ 少額を出金できたから安全と思っていないか
ここは意外に知られていません。
詐欺なら一円も返してこないと思いがちですが、そうとは限りません。
国民生活センターが紹介している事例では、50万円を振り込んだ後に利益が増え、約15万円の出金を申し出ると実際に入金されました。
そこで信用してしまい、その後、複数回にわたり計700万円を振り込んでいます。
少額を返すことで、より大きな金額を入れさせる。
これも信用を作る手口です。
「出金できた=安全な投資先」とは限りません。
⑤ 振込先が個人名義になっていないか
振込先も確認してください。
金融庁は、証券会社が入金先として個人名義の銀行口座を指定することはないと注意喚起しています。
「担当者の口座です」
「一時的な決済口座です」
「システムの都合です」
と言われても、その説明だけで送金しないでください。
振込先が何度も変わる場合も警戒します。
⑥ 出金するために「税金」「保証金」「手数料」を要求されていないか
利益が500万円出ています。
ところが、
「出金には税金が必要です」
「保証金を払ってください」
「認証料が必要です」
と言われる。
「せっかく増えた500万円を失いたくない」という心理から、追加で振り込んでしまいやすい場面です。
金融庁にも、出金を申し出たところ保証金や税金、認証料などを要求されたという相談が寄せられています。
お金を取り戻すために、さらにお金を払わせようとする。
この状況になったら、新たな送金は止めてください。
⑦ 運営会社を金融庁の登録情報で確認したか
アプリのレビューやSNSの評判だけで判断するのではなく、事業者そのものを確認します。
金融庁では、免許・許可・登録などを受けている金融事業者を名称や電話番号から検索できる仕組みを公開しています。
会社名が書いてある。
立派なホームページがある。
有名人の写真が掲載されている。
これだけでは確認になりません。
実在する金融会社の名前を勝手に使った偽サイトや偽勧誘も確認されています。
会社名・URL・電話番号・登録状況を別々に確認するくらいの慎重さが、1,000万円単位の被害を防ぐことにつながります。
偽アプリを見抜くだけでなく、スマホ側の対策も確認しておきませんか?
SNS型投資詐欺では、偽サイトや不審なリンクなど、スマートフォンを入口にした手口にも注意が必要です。
「自分で毎回見分けるのは不安」という方は、危険なサイトやフィッシングなどへの対策機能を持つセキュリティサービスを確認しておく方法もあります。
▶スマホのセキュリティ対策を確認する
【ウイルスバスタークラウド】「怪しい」と感じたらアプリを消す前にやること
すでに送金してしまった場合、慌てて相手とのメッセージやアプリをすべて消したくなるかもしれません。
すでに銀行口座へ振り込んでしまった場合はこちらが大変参考になります。

警察と振込先の金融機関に連絡してください。
しかし、相談するときに経緯を説明できるよう、
相手のアカウント名、やり取りの画面、広告、URL、アプリ名、振込先、送金記録など、残っている情報を整理してください。
そして新たな送金を止め、警察や消費生活センターなどへ相談します。
犯人が口座から資金を引き出してしまうと、被害回復分配金を受けられないため、早い対応がポイントになります。
警察相談専用電話は「#9110」、消費者ホットラインは「188」です。
「まだ詐欺と決まったわけではないから相談しにくい」と感じるかもしれません。
ですが、数百万円を送ってから相談するより、数万円を送る前に相談する方がいい。
GUARD ONとしては、そこを強く伝えたいと思います。
今回のような詐欺被害をきっかけに、防犯について改めて考えた方も多いのではないでしょうか。
ネット上の詐欺対策だけでなく、空き巣や不審者など自宅の安全もまとめて見直したい方は、ホームセキュリティという選択肢もあります。
サービス内容や料金を確認し、ご家庭に合った防犯対策を考えるきっかけにしてみてください。
▶自宅の防犯も見直したい方は、こちらからホームセキュリティの詳細をご確認ください。
ALSOKホームセキュリティまとめ|「利益が表示された」ではなく「誰がその数字を表示しているのか」を確認する
2026年8月21日に報じられた仙台市の被害では、40代男性が偽の投資アプリで利益が出ているように見せられ、暗号資産計約1,600万円相当をだまし取られました。
これは「投資の知識がなかったから」という一言では片付けられません。
現在のSNS型投資詐欺は、広告、SNSグループ、先生役、サクラ、偽アプリ、少額出金などを組み合わせ、時間をかけて信用させる手口があります。
警察庁によれば、2026年上半期だけでもSNS型投資詐欺の被害額は797.9億円です。
アプリに利益が表示されたときほど、「いくら増えたか」ではなく、「この数字を誰が表示しているのか」を確認してください。
少しでも説明に違和感があれば、追加送金を止める。
その一度の判断が、大切なお金を守ることにつながります。
▼犯人を少しでも疑ったら、ここに通報しましょう▼

お金を送る前に、一度だけ立ち止まってください。
投資アプリに利益が表示されている。 グループのみんなも「もうかった」と話している。 少額なら実際に出金することもできた――。
ここまでそろえば、 「この投資は本物だ」と信じてしまうかもしれません。 しかし、現在確認されているSNS型投資詐欺では、 こうした「信用させる過程」そのものが 手口の一部になっています。
「出金するには税金を払ってください」
「今日中に手続きしないと利益を失います」
こんな言葉が出てきたときほど、 追加でお金を送る前に、 第三者へ相談してください。
恥ずかしがることも、相手に悪いと思うこともありません。 「詐欺かどうか分からない」という段階で相談して構いません。
「送金してから調べる」のではなく、 「送金する前に調べる」こと。
GUARD ONでは、特殊詐欺、SNS詐欺、悪質商法、 防犯に関する情報を継続して発信しています。 「こんな連絡が来た」「この手口を調べてほしい」 という情報がございましたら、お寄せください。


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